先日、地下化した東横線で乗り換えたら、サインがどれもデカかったです。
濃いグレーをベースに、大きな数字と一部だけ色を使っていて、落ち着いていて見やすい。
(カラフルにもなっているみたいですが)
最初に駅の案内版の文字が巨大化したのは、たぶん15年くらい前の新宿駅だったような気がします。
プラットフォームへの入り口にでっかい番号ができて、その当時はかなり目新しかった記憶があります。
後から知ったのですが、これは当時、新宿駅にのみ試験的に導入されたものだったそうです。
おそらく、その当時のままの新宿駅のホーム入り口の数字。
下は東京駅の丸の内改札の内側にあるトイレ。
真っ黒に見えますが、実際は限りなく黒に近い濃いグレーかも。
人間の1.5倍くらいある大きさの男女のサイン。色はポイントで。
どうせやるなら、MAXの大きさで!という担当者の意気込みが見えます。
しかし、こちらは丸の内改札を出たところにあるトイレ。
構内と構外で違うサインデザインにするのは、デザイナーのこだわりなのか、
単に旧デザインのままなだけなのか……どっちなんでしょう。
構内の黒ベースのデザインと比べると、明らかに古いデザインに見えますね。
ちなみに、1989年に新宿駅で試験的に使用開始され、今も使われている濃いグレーに白文字、ピンポイントの色のデザインはGK Graphicsのお仕事らしいです。
新宿駅サイン計画
http://musashinonikkityo.blog6.fc2.com/blog-entry-873.html
GK Graphics
http://www.gk-graphics.jp/ja/portfolio/enviromental_graphics/jr.html
公共のデザインは、普段なにげに接しているだけに、いろいろと面白いですね!
(改善したり、改悪したり……いろいろと!)