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MGAスタッフブログ - マックグラフィックアーツスタッフの不定期ブログ

「よく振ってお飲みください」は何故あんなに控えめなのか

細かいことをいちいち気にしがち、と言われがちなインフォメーションアーキテクトの宮内です。2週連続で失礼します。

今日は、自分がペットボトル・缶飲料を買うと必ず探してしまう、ある表記についてのお話です。

「よく振ってお飲みください」がなかなか見つからない

その表記とは、掲題通り「よく振ってお飲みください」といったものです。

炭酸系の飲み物やお茶の類いでなければ、かならずラベルのどこかに記載されているはずなのですが、大抵の場合これが非常に見つけにくいのです……。

諸々の注記の中にあるというか埋もれているというか

諸々の注記の中にあるというか埋もれているというか

もはや読ませる気無さそう…(※個人の感想です)

もはや読ませる気無さそう…(※個人の感想です)

振らずに飲むと何か致命的な事が起きるかというと、多少味が薄くなる・濃くなる、といった程度のものではあるのですが、これだけ扱いが小さいと見落としてしまうのでは……、と思ってしまいます。

ただ、飲み物の種類によっては扱いが大きい場合もあります。例えば缶のコーンスープ。

コーンの粒を残さず飲みきることは人類永遠のテーマとすら思います

コーンの粒を残さず飲みきることは人類永遠のテーマとすら思います

コーンのつぶを可能な限り残さず飲むためには、予めよく振る必要があり、表記の扱いもだいぶ違います。

また、逆に「振らないでほしい」場合の表記はより表現が明確です。

見よ、この存在感。

見よ、この存在感。

風味を閉じ込める関係で、缶に窒素が充填されている缶コーヒー等では振ってしまうと中身が吹き出す恐れがあり、その注意がかなり強調されています。

多くの缶コーヒーが「振る」ことを勧めている(控えめだけど)が故に、なおさら強調する必要があるのかもしれません。

「よく振る」はどれだけクリティカルな行為なのか、で扱いが変わる?

こうして見ていくと、缶やペットボトルを振る、という行為は同じでも、飲料の種類によってその重要度にだいぶ差があり、それによってパッケージへの表記も変わっているように思えます。

逆に、こういった表記が見つけにくい場合は、「振る」という行為が「当たり前」のものとして受け入れられている(ないしは炭酸飲料のように「振らない」ことが当然として受け入れられている)ため、扱いを小さくしているとも言えます。

………このネタを書き始めた時は「よく振ってお飲みください」が見つけにくい!もっと強調すべき!……という内容で考えていたのですが、いろいろ調べてみた結果、これはこれで良いというか、当然のような気がしてきました……。

以上、細かいことをいちいち気にした結果のご報告でした。

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