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ボクは大丈夫です。 〜 映画「ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD1987」を観た感想。

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ども、よしだたつやです。

友人3人と映画「ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD1987」を観てきました。
1987年に熊本で行われた野外ライブイベントのドキュメンタリー映画です。
ブルーハーツ、BOØWY、岡村靖幸、渡辺美里、佐野元春、尾崎豊、ハウンド・ドッグ…
メンツが凄いのと、雨でコンディションが最悪だった伝説のライブ映像がついに映画化!

往年の日本ロックファンにはたまらない映画です。

ということで、学生時代の同世代仲間3人で映画鑑賞してきましたので、その感想。

 

●良かった点

◯アーティストがかこいい
・みんな歌がうまい
・みんな、ステージアクションがいちいちカッコいい
「Red Warriors、ユカイとシャケの1マイクでハモるのかっこいい。」
「ハウンド・ドッグの鮫島さんベースまわし過ぎ!」

◯アーティストのオフショットがいい
・佐野元春さんがいい人っぽい。
・ヒロトのはしゃぎっぷりが若い。
・岡村靖幸がチャラい。
・スライダーズのハリーはブレない。蘭丸がかわいい。
・佐野元春さんがリハで着ている皮ベストがイケてないなぁと思ってたら、翌日の本番でも着ていた件。

◯言う事がパンチ効いてる!
『大勢のみんながいるけど、一人のあの子のために歌います』by ダイヤモンド☆ユカイ
『ボクが今、何考えてるか分かる? 君とSEXしたいんだ』by 岡村靖幸
『・・・』by ハリー
ぐっさんが大友康平のモノマネするけど、ホンモノのほうがさらにキレがあった。

 

■良くなかった点

□できる限り一曲一曲フルで観たかった。
・ブチブチカットされてるのはなんだかノリきれない。
・時系列に沿ってほしかった。

□演奏シーンやオフショットがもっとみたい。
・ナレーションが空回り気味に思え、水を差される。
・雨で途方に暮れるシーンが多すぎ。

□最後がなんだかちょっと・・・
・プロデューサーのインタビューカットいらない。
・当時の音楽だけでいい。最後に使わなくてもいい。PVはホントいらない。

□「ベイビー大丈夫かっ」って言葉がナレーションで何回も出てきてウザい。
・このタイトルというかコピーは何で?

 

最後がほんとに「なんだかなぁーby阿藤快」な感じだったので、見終わった後の爽快感はありませんでしたが、
当時の音楽に興味がある方だったら観ないですますには惜しい内容じゃないでしょうか。

(当時の)アートワークは田島照久さん、(映画の)音楽監督は佐久間正英さん。
音楽シーンを裏で支えていた巨頭二人です。
ライブの内容、音楽、映像は素晴らしいです。

 

DVDなどのメディア販売予定はないとのこと(ホントかな?)なので、
興味ある方、迷ってられる方は後悔する前に是非!