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MGAスタッフブログ - マックグラフィックアーツスタッフの不定期ブログ

死後の世界〜枯れない花とネット墓地と追悼アカウント

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みなさん、お墓参りってしてますか?

 

唐突にすみません。
この夏、実家に帰省して、久しぶりにお墓参りをしたデザイナーの見永です。

東京で一人暮らししてると「お墓」という存在がとても遠いものですよね。
そりゃ、都内にもお墓はいっぱいありますが、一人暮らしでお墓参りすることなんてありませんから。

でも、うちの田舎は違いました!

町内にある墓地に、祖母が毎日お墓参り。
そこは、老人ホームかと見まがうばかりの町内のクリニックと同じく、近隣の方々との社交場なんだそうです。
週一回くらいかと思いきや、ほぼ毎日行ってるんだそうです!
なんでも毎日お花の水を替えないと、すぐに水が腐って花が枯れるんだとか。

そんなに手間をかけても夏場は花がすぐに枯れるので、最近は暑さに強い(うまくすれば一年も枯れずにもつという噂の)「リューカデンドロン」が大流行らしいです。

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「リューカデンドロン」
最初、何度聞いても覚えられませんでした。
産地は南アフリカやオーストラリアで、耐暑性があり生育地は砂壌土(水がなくてもすぐには枯れない)だそうです。いろんな種類があります。

この聞き慣れない名前の花が流行り出したのはここ数年らしいですが、うちのお墓がある墓地はすでにリューカデンドロン一色でした!

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高いけど枯れなくて楽だと、口コミであっという間に広まったそうです。

それにお盆の鬼灯も加わり、大変南国的な感じでした。
お墓の花といえば菊のイメージが強いですが、なんでもいいんですね!

珍しくてじっくりお墓を見て廻っていると、さらに色鮮やかな花があることに気づきます。
色とりどりですごく綺麗。でも、よ〜く見てみると造花でした。

とはいえ、墓地をぐるっと見回しても、造花は数件だけ。
枯れにくい花は手間がかからず重宝であっという間に広まるけど、枯れない造花は流行らないらしい。

そういえば、ネット墓地って一時期、話題になりましたよね?
ネットで故人を祀って、ネットでお墓参りするという。

あれはどうなってるのかな、とぐぐってみたら……
やっぱり、ほとんど使われていないようです。

お墓参りする世代が50代以降が中心なせいもあるでしょうが、ネットで故人にデジタルのお線香やお花をあげても……なんか違いますもんね。

さらに……facebookに追悼アカウントってありますよね。
(facebookでは、亡くなったことが確認できたら「追悼アカウント」に切り替えることができ、生前の設定のまま閲覧はできるがログインはできなくなる。)

誕生日と同じように、追悼アカウントの人の命日になったら「お墓参りをする」とか「追悼する」とか……
もしfacebookの右上に表示されたら、忘れないし、追悼ボタンを押すだろうけど……
それはやっぱりどうなんでしょう。。

身内や親しくしていた人のアカウントがずっと残っている……生前の投稿がずっと残っていていつでも閲覧できる、というのは……

賛否両論あるというのが、よくわかります。

とりあえず、もしもの時に人に見られたら困るような投稿はしないように気をつけようと思った、2014年のお盆でした。

あと、お墓のお花は賑やかな方がいいですね♪♪

 


もし僕が死んだらFacebookアカウントはどうなってしまう?
http://blogos.com/article/81309/

もしも私が死んだなら(if i die)
http://ifidie.net
※死んだ後にフェイスブックに自動投稿してくれるアプリ。

日本ネット墓地協会
http://net-graveyard.com

インターネット墓・バーチャル墓一覧・比較〜日刊霊園新聞
http://recordasia.co.jp/funeral/cemetery/virtual.php