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【レコジャケ考察3】藤の椅子

エマニエル夫人 – アンヌ・アンデルセン

藤の椅子

ども、アートディレクターのよしだです。

今回のテーマは『藤の椅子』。

藤の椅子といえば映画『エマニエル夫人』の女優さんがオッパイぽろりの半裸姿で妖艶に藤の椅子に座るビジュアルイメージが印象的ですよね(若い人はご存知でしょうか?)。

リゾート地に行った際、藤の椅子があったりするとついつい裸になって腰掛けたくなるのはボクだけではないでしょう。

そんなパブロフの犬的「藤の椅子=セクシーアイテム」認識がレコードジャケットの世界では適応されているのかどうか、少しだけ下心を抱きつつ見てみましょう。

冒頭の画像は「エマニエル夫人 – アンヌ・アンデルセン」(1974)のシングル・レコード(表・裏面見開き)です。
会社のブログとしてはセクシーすぎると判断し、サイズを自粛しました。
大きいサイズで見たい方はこちら

ではでは・・・
さすらい – 沢たまきさすらい – 沢たまき
「ベッドで煙草を吸わないで」という曲で有名な沢たまきさんの1972年のシングル。大胆なスリットスカートから覗く美脚がとてもセクシーですね。まさにエマニエル的、と思いきや映画「エマニエル夫人」は1974年公開なのでこちらの方が藤の椅子セクシーとしては先。

 

soshite-kobeそして、神戸 – 内山田洋とクール・ファイブ
レコジャケ紹介第1回目で特集した内山田洋とクール・ファイブも藤椅子に座って再登場。こちらも1972年発表のシングルなので「エマニエル夫人」より先駆けています。
このジャケットでも前川清しか椅子に座れないグループ内格差、それでも右隣の人が手すりにちょっとだけ腰掛けようとしていたり、両端の人は何も言わずにガッチリ腕組みしてたりと、さすがのグループ・バランスです。

 

top10_1TOP10 – パラダイス山元と東京ラテンムードデラックス
1997年CDジャケット。アートディレクター信藤三雄さんはいわゆる渋谷系の音楽をアートワークで支えた、日本のジャケットデザイン界を語る上で欠かせない人です。
南国フルーツを盛る事で味覚・嗅覚にも訴えよりセクシーに、かつピンク色や描かれた女の子の容姿がチープでもあり、エマニエル的セクシーをベースにアレンジの仕方が絶妙ですね。

 

Casino – Al Di MeolaCasino – Al Di Meola
ジャズ・フュージョンギタリスト、アル・ディ・メオラの1978年アルバム。「カジノを楽しむ時でもギターは一緒だぜ!(ドヤ顔)」ですね。やんちゃな脚の組み方がエマニエル的でとてもドヤってますね。
藤の椅子に座れば、男性でもセクシーに見える好例です。

 

愛の束縛 – アル・グリーン愛の束縛 – アル・グリーン
こちらのアルさんは“愛の伝道師”、ソウル界の代表アル・グリーン。笑顔がチャーミングです。上のアルさん同様に白いスーツですが、藤の椅子も部屋全体も白いトーンで素敵に決めています。
でも白い藤の椅子、最初はきれいだけど使ってると白い塗料が剥がれてきて残念な気持ちになるパターンですね。
タイトルのレタリングがユルくてカワイイのが、この当時の和製ソウル・シングルのいい味です。

 

igaveyoumyloveマイ・ラブ – 松崎しげる
こちらは日本の“黒い男”代表、松崎しげるさん1980年シングル。ジャケットも黒いです。やっぱり脚を組んでドヤ顔決めてます。上半身裸です。エマニエル夫人メソッドにとても忠実ですが、ギトギトしてますね。
よく見ると、沢たまき、クールファイブと同じデザインの藤の椅子ではないでしょうか。代々受け継がれていたのでしょうか。ボクも座ってドヤ顔決めてみたいです。
松崎しげるさんが出てきたのでついでに・・・

流行の『壁ドン!』
itsuwari偽りのバラード – 松崎しげる
出落ちなんですけどね。
旬を逃さないうちに出しときたかっただけです。1980年シングル。

 

以上、会社のブログにそぐわない、もっとエロい内容になってしまうかと思っていたのですが、最後は松崎しげるさんに頼って笑いにそらしてみました!

この特集をしてみて、藤の椅子はエロではなく“愛”のシンボルだったのだと思い直しました。
みなさんも藤の椅子を見かけたら、思い切って半裸になって脚くんでドヤ顔決めて、“愛”ある写真を撮ってみてください。

できたらボクに送っていただければ、素敵なジャケットにデザインしてみせますので、特に容姿に自信のある女性の方、お便りお待ちしております!

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